こんな言葉を知りました。
「シャンパンタワーの法則」
【シャンパンタワーの全体を満たすためには、一番上のグラスから満たしていくことで、下のグラスも満たされていく。一番上のグラスは「自分」。自分のグラスをまず最初に満たさなければ、タワー全体を満たすことはできない。】
自分以外に愛情を注ぐ前に、一番に自分に愛情を注ぐことが必要。
ということですね。
なるほどー、と思いました。
たしかに自分に余裕がない時やイライラしているような状態では、人のことなんかかまってられっか!となりますもんねー。
不登校のお子さんをもつお母さんのツイートに、このような内容がありました。
「まずお母さんが元気でいないと!」「お母さんが笑顔でいることが大切」
カウンセラーさんや先生に言われる。
言いたいことはわかるけど、そんなことできたらとっくにやってる。
「まずお母さんが元気でいる」
一見、シャンパンタワーの法則のことみたいですが、
大事な部分で全然違うのでは?と思いました。
これって、
「(子どものために)まずお母さんが元気でいないと!」
「(子どものために)お母さんが笑顔でいることが大切」と言っている気がします。
〝子どものために〟の時点で、それは自分を満たすことでないんじゃないかなあと…
自分が満たされていないのに、子どもやまわりのために笑顔でいようとするのは難しいと思います。
「わたしのために」を意識する
自分に愛情を注ぐためには、〝私のために〟であるはずです。
「私のために好きなケーキを買う。」「私のために韓ドラをみる。」「私のために食べたいものを作る。」
「私のためにぼーっとする。」「私のために髪を巻く。」
忙しくてそんなことをする時間がないというお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、小さなことでも、短い時間でも、〝私のために〟を意識的に積み重ねていくことが大切なのかなと感じています。
(なんかすごくえらそうに語っておりますが(*_*;
自分に愛情を注ぐって、なかなか難しいです。お子さんをもつお母さんたちは特にそうなんじゃないかと思います。
私も、教員時代は「生徒や周りのために」が第一にきていました。
でも、後回しにした自分のことは誰が大事にしてあげるのか。
そう思えるまで、だいぶ時間がかかりました。
私も少しずつですが、「私のために」を心掛けています。
コメント